90S赤道儀にモータードライブをつける

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以前、知り合いからゆずってもらった、高橋の90S赤道儀にモータードライブをつけるテストを行った。ごらんのような、バラック。もともと、赤経は純正のものがついていたのだが、使いかってが悪かったので解体してしまった。

赤経赤緯軸とも、手持ちの、ギア付きステッピングモーターである。ドライバの基板は、赤経軸は自作、ドライバICは東芝のマイクロステップ可能なTA8454H、赤緯軸は、ずいぶん前に購入した、共立のステッピングモーター基板を流用した。いずれもPIC16F84でコントロール。在庫品を活用。
以前は、マイコンチップが高価であったので、ひとつのCPUで赤経赤緯軸をコントロールするプログラムを書いたのだが、安くなったので、それぞれに割り当てた。おかげで、プログラムがMikroBasic(FREE版)で書いたこともあって、ずいぶんと簡単にできた。

実際に星を見て動作を確認、改善したいところ。
LX200を使い慣れていると両軸のFF駆動をもっと早くしたくなる。現在のところ、赤経軸は最高8倍速、CPUの速度からすると、16倍速までは応答しそうなので、これは、すぐできる。
恒星時、月などの速度の選択。あと、クロックとタイマー割り込みを作る内部カウンタの関係で、恒星時ドライブで0.1%の誤差がある。16BITタイマーの使える、16F88などだともう少し追い込めるのだが。
赤緯軸はボタンの関係で、FFをつけていない。これも欲しいところ。
ぜんたいとして、機能は問題ないので、あとは、きちんと図面をおこして、組み上げるようにしよう。