続 スライディングルーフの温度対策

観測室の温度対策も、うちみたいに自宅にあるのと、独立して別のところにあるのとではちがう。ネットで検索すると、屋根をぶち抜いて観測室をつくったのがあった。このひとが、温度対策として、ガイナという断熱塗料を屋根に塗装して、好結果をえているようだ。このことを事前に知っていたら、採用していたかもしれない。

それでも、どちらかというと、断熱材もはられることから、熱対策を甘く見ていたのだろう。普通の家では、屋根裏が、つまり天井が熱に対してクッションの役目をする。だから、むき出しの屋根では、クッションがないのでひとたまりもない。

しかし、ルーフが地上にあるときならいざしらず、このように屋根としてできあがってしまっては、施工することは、養生なども含めて、なかなかたいへんである。むら無くぬれるか、色目など、難題は多い。それでなくともやることは多いのに。

きょうは、川崎では気温が30度まで上昇し、測定記録をみると、ルーフ内では40度以上になっている。19時過ぎに帰宅したとき、30度であった。ということは、FANが運転を停止したのは、そのころだということになる。FANが回っていなければどうなっていたことやら。ことしはこれで様子をみながら、断熱塗料を今後の研究材料としていこう。