SBIG フィルターユニットコントロールの覚書 2

CCDカメラST-7から、CFW-8へのフィルターセレクトのコマンドは、D-sub9Pinコネクタ、Pin2からのパルス幅で決定される。その位置とパルス幅の関係は

Position1   500us±50us
Position2   800us±50us
Position3  1100us±50us
Position4  1400us±50us
Position5  1700us±50us

となっている。
実際にST-7と接続する前に、PCのプリンターポートを使ったシュミレータが公開されているので、それを使って、自作のFilterWheelのPICで作ったコントロールソフトの動作を確認した。このソフトは、ポジション選択をすると、1回だけ上記のパルスを発生させる
イメージ 1
実際のST-7からどのように出力されるのかを、デジタルオシロスコープで観測したのが、写真である。CFW-8のアプリケーションマニュアルに記されているように、18msごとに、複数のパルスが出力される。
CFW-8は、Filterポジションが5つであるが、自作したのは6つあるので、SBIGのCFW-6が該当する。しかし、検索しても、コマンドに関する資料がない。
カメラコントロールソフトから、CFW-6を選択して、パルス幅を観測すると、1~5までは同じであった。Position6は2000usであったので、スペックとしては、
Position6 2000us±50us
と考えられる。
何年か前にヤフオクで買ったのだが、大きすぎて出番が無かったデジタルオシロが役に立ってよかった。