「人は「感情」から老化する」を読む

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あまり、実用書というか、このたぐいのノウハウ本は読まないのだけれども、著者によっては読む。和田秀樹はその一人。

来年の3月には還暦ににもなろうかと言う年になると、自分の体を通して老化ということに向き合うことになる。なにせ。生まれて初めてのことばかりなのだから、わからない。ときどき、ああ、先輩たちが言っていたのはこのことか、と思うことがある。

単なるアンチエイジングで、若く見えるというところでなく、自分の体がどのように老いていくのか、防ぐことはできないけれども、せめて、肉体よりも先に老いないようにするには、ということに、ある程度答えている本かと思う。

この本をBOOKOFFの105円棚で見つけて買った。どういうひとがこの本を買うのだろう。本当に必要な人は、感情が老化した人だし、老化して好奇心のなくなった人たちである。このような人たちが寄りよく生きるにはどうしたらよいのかというところが書かれている。そういう状況になった人は、好奇心も無くなっているのだから、このような本には手を出さないだろうと思う。なかなか、矛盾した話だ。せめて、その周りの人たちに、このノウハウが届けばと思う。