レデューサーの実験 その3

今日は、うす雲がひっきりなしに通過する天気なので、望遠鏡のセッティングと、レデューサーの実験を行う。
MOTOR FOUCUSERのプログラムの修正は、明日以降行うことにする。
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写真のように、先日、誠報社のがらくた市で購入したシュミットカセグレンの接眼部のショート延長アダプタに、D=42mm、f=200mmのレンズを入れて、CCDカメラ側は、Tマウントのアダプタを使う形にしてみた。写真の、右側が、レデューサー部、左がTマウントである。これをシリーズにつないで、ST-9に接続して、撮像して確認した。

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結果は良好である。写真はオリオン星雲のあたりを撮影したもの。
星図と比較すると、拡大率(?)は、0.7くらいとなっている。つまり、LX200-25の焦点距離2500mmが1800mmくらいになり、明るさはF7となったということか。
先日の、剛性強化とあいまって、安定した画像が得られる確率が高くなった。
望遠鏡をきちんと強固な台座の上に立てている人は、なにをいまさらというところなのだろうが、木造の2Fのスライディングルーフでは、安定した画像を得るためには、いろいろと苦労する。

このレンズは、ほとんどコーティングしていない。また、取り付けも、周囲をアルミテープで巻いて押し込んだだけなので、光軸も正確でないようだ。そのため、明るい星に向けると、ゴーストがでる。ともかく、レデューサーが有効であるのは、よくわかったので、適当なものを見つけて、改良していくことになるだろう。
市販のものは装着のねじも含めて、あるいは、フィルターなど、その他の組み合わせも考えると、使えるかどうか、わからない。当面は、実験をしつつ、できる範囲でデータを集めていこう。