バクラバは痺れるほどの甘さだ。甘さと油っ気、禁断の甘さだ。
有名なターキッシュデライトはゼリーの中にナッツが閉じ込めてあり、それに粉砂糖をまぶしたものだ。とてもおいしい。濃いコーヒーに良く合う。
日本のあんこは油っ気がないので、最初は物足りなかった。今は慣れた。
トルコのお菓子は、「甘さ控えめで、おいしい」などという批評を粉砕するほど甘い。
それが、別の意味で心地よい。
今回は、ずーっと市場をめぐった。そこで、お菓子をたくさん買った。
写真のものもそのひとつ。これで１０００円くらい、高級品である。お店で真空パックにしてもらった。ナッツ、木の実を干し果物、イチジクやプラムなどに詰め込んだものである。単独でもそれなりにおいしいものに、この組み合わせ。珍味の部類に属するだろう。
ブルガリアには、このようなお菓子はなかったことを付記しておく。
