神奈川県産業技術センターで機械工作

神奈川県産業技術センターでマシンを借用して、工作をしてきた。

LX200の赤道儀ウェッジを作っているのだが、アルミパネルの垂直面にタップを切る必要がある。アルミ板の大きさが250mmあるので、手持ちの機材では正確に空けられない。
各地の産業技術センター(工業技術センターというところもある)では、工作機械の貸し出しを行っている。東京もあるのだが、神奈川県民でもあり、神奈川県産業技術センターで工作することにした。
事前に電話すると、いつでもいいですとのこと。
科学技術週間の一般公開と講演があるので、今日にした。

10時過ぎに、センターに到着。
係のひとに案内されて、マシンルームに入る。
旋盤、フライス盤など様々な工作機械がある。

当初の目的の、ボール版を借りて、穴あけをする。
係りの人に手伝ってもらった。位置決めをするのに、XYテーブルがないので、精度が出ない。
ポンチは正確に打ってもあまり意味がない。
穴あけともかく工作を終えた。

時間があればと用意したのは、大型旋盤加工。我が家のもので、ぎりぎり加工できないわけではない大きさのものを加工した。
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自宅のアマチュア用小型旋盤では加工できないスピードでガリガリけずったのが、これ。
これば一部で、全部で6個。

ボール盤、旋盤、それぞれ1時間の借用料は、1,230円。
今日は、初めてのことなので、要領の確認という意味合いもあった。

手持ちの機械で加工できないものを加工するには、産業技術センターは有効な手段だと思う。