ELシートでフラットフレーム用光源をつくる

冷却CCD用のフラットフレームは望遠鏡にスーパーのレジ袋のような半透明の拡散シートを取り付けてSKYフラットを撮影して対応していた。いろいろと不自由なことが多く精度もあまり良くないようなので、ELシートを使ってフラットフレーム用の光源を作ってみることにした。

ELシートは国内でも販売されている。ネットをみると駆動用のインバーターの自作例も多い。ちょっと内外価格差が大きいようなので、Aliexpressのお店から購入することにした。いろいろなところが出品しているが、ここのお店の30cm×30cmのものインバーター、12V ACアダプタ付きで 送料込み$34.31 と格安。
5/1に発注して昨日到着。通常、Aliexpressに発注すると2週間くらいかかるのだが、国内とほとんど変わらない異例の速さ。

点灯させてみると、明るすぎるようだ。ネットを検索すると、みなさん色々と工夫されている。インバーターを改修して調光する人もあり、試しにインバーターの供給電圧を調整すると、明るさが変化することは確認できた。ちょっとめんどくさそうなので、自動車用の遮光フィルムで試してみることにした。

近くにある「イエローハット」で遮光フィルムを購入、850円。透過率が5%、15%、25% とあったので、とりあえず15%のものにした。UVカットの表示があるけれど、分光特性はどのようになっているのだろうか。天文用途にはフラットのほうが良いような気もする。重ね合わせて点灯させてみたのが下の写真。
イメージ 1

これを枠にいれて鏡筒の先にセットできるようにしようと思って、額縁を買いに近くのホームセンターまで行ったのだが、適当なものがなかった。暗い中で使うことが多く、ELシートの配線は弱そうなので、しっかりと補強、コネクタの交換などをしなくては。
材料が揃うまで、もうすこし。