プリント基板CAD EAGLE のライセンスを買う

冬の観測シーズンも終わり、なかなか望遠鏡の出番がない日々が続いている。先日、低気圧が通過した、4日は快晴であった。比較的透明度も良かったので、観測開始。
が、風が強く、ガイドはずれまくり、精度の悪い画像しか撮れなかった。望遠鏡が風にあおられているのか、木造家屋の2階にある観測室全体がゆすられているのか、良くわからない。
翌晩5日は、風もおさまりガイドも順調であったが、だんだんとうす雲がかかり夜半過ぎには、たたまざるを得なかった。
今日は雲が多く、GPVの予報でもちょっと無理そう。
そろそろ、機器整備に時間をかけたほうが良い季節になってきたようだ。シュミカセの補正板のクリーニング、極軸の再調整、バランスウェイトの改善など、懸案事項もいろいろとある。

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さて、今日の本題。
プリント基板を設計するのに、専用CAD EAGLEを使っている。バージョン4くらいからで、かれこれ10年になろうか。ドイツのメーカーが提供するこのCADは、回路図エディタ、基板エディタをあわせて、10cm×8cm以下の2層基板までなら自由に設計できるフリーバージョンをつかわせてもらってきた。
この大きさくらいの基板だと、自作のCNCマシンで切削したり、中国の格安基板メーカーに発注して製作してもらい、いろいろと遊べる。中国で作ってもらうのが、あまりに安いので、CNCマシンの出番が少なくなってきたくらい。

もうすこし、範囲を広げるために、基板CAD EAGLEのPersonal ライセンスを購入することにした。このライセンスだとFREE版の2倍の大きさ16cm×10cmの基板まで設計できる。商用に使ってはいけない、という制限があるが、もともと、こんなもので商売をするつもりはない。

ダイレクトにメーカーであるCADsoft から購入しても良かったのだが、いろいろ探してみると、Adafruit が ライセンス + Raspberry Pi 2 で$169 で販売しているのがみつかった。なぜだか、ライセンス単体でも同じ値段で売られている。送料$18を合わせて、4/18にPaypalで決済した。ほどなく発送したとのメールが届き、5/5に到着。
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Adafruit が真面目に値段を申告しているので、通関手数料を含めて、1,000円を支払った。

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ライセンスはこのカード、裏面にアクセスコードが書いてある。
メーカーのWEBにアクセスして、このコードにより、メールアドレス、住所・氏名などを登録、あわせて、個人使用に限り・商用には使いません、という誓約をする。ほどなくして、ライセンスキーのダウンロードサイトと Installation Code を書いたメールが送られてくる。
EAGLEの最新版とライセンスキーをダウンロードして、先の Installation Codeによりインストールを完了して無事使えるようになった。

最近は、多少、物づくりの意欲が減退気味。
製作の幅を広げ、これで、すこし上向きに。