金環日食の準備

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5月21日の金環日食は、朝早く太陽の高度が低いこともあり、あまり、観測の食指が動かない。
このため、あまり積極的に準備をしてこなかった。まあ、本屋で日食グラスを買って見ようかと考えていた。
今日、机の中を整理していたら、前回 1987年9月23日に沖縄で見た金環日食のときに買った日食グラスが出てきた。VIXEN製である。
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裏側のコーティングは、ビニールケースの樹脂がついている。晴れたので太陽を見てみたら、それなりにくっきり見え、減光も適切であり、なんとか使えそうである。目で見るだけなのでこれでよいだろう。

沖縄での金環食はもう25年前になる。結婚して3年目であった。
母がまだ元気であり、いつも敬老の日(9月15日)のころに帰省していた。
このときには、休暇を長めにとり、9月23日の金環食を見られるように日程を組んだ。

那覇でも見られたのだが、日食の中心は沖縄本島の中心あたりだったので、万座ビーチまで行った。バスを待っていた若い女の子二人と私たち夫婦、合わせて4人でタクシーでいった。
早く着いて、値段もバスとあまり違わなかった記憶がある。

天気は良くとても暑かった。金環食の間は、雲がかかることはなかった。
金環食の最中にさほど暗くはならなかったが、肌寒くなった。
水平線が明るかったこと。
木漏れ日がたくさんの三日月や金環を作ったこと。

いろいろなことを思い出した。