LX80 オートガイダアダプタ製作のメモ

MEADE #909 CLONE で紹介されている、オートガイダアダプタを製作するにあたってのメモ。これは、LX90、LX80用なのでそんなに需要があるとは思えないのだが、日本では全く情報がないので、記しておく。

#909アダプタは、ガイド制御入力のない、LX90・LX80にガイド制御入力いわゆるST-4インターフェイスを付加するものである。AUXポートに接続して使用する。MEADE #909 CLONE の作者はこれのアップバージョンに相当するものを作って売っている。このうち、オートガイダのところだけは、NON COMERCIAL USE として、PIC12F629を使ったバージョンがVer0.3としてソフトハードの情報を公開しており、製作することができる。

オリジナルのHPは、わかりにくい構造になっており、大事な情報が分散して書かれている。全体の解説、パーツリスト、実体配線図などの文書は、
http://home.comcast.net/~lynol1000/as_909/auxbus_guider_assembly_v1.0.zip
で、7ページにわたる解説がある。
参考までに、これをもとに、私が作成した回路は次のとおり。オリジナルは12V→5Vにツエナーを使っているが、レギュレータICを使用した。

イメージ 1
これに使用するPIC12F629のプログラムは自分で書き込む必要がある。IC自体は、秋月で80円である。
SOUCE CODEのページに、HEXファイルの入ったファイル
http://www.astrogene1000.com/sources/as_909_source/as_909_clone_guider_focuser_v0.3.zip
があるので、これをダウンロードする。この中に、as_909_guider_12F629_v0.3.hex があるのでこれをPIC12F629に書き込む。
ライターによっては、CONFIG BITの設定が必要であり INTOSC IOGP4 IOGP5のモードに設定する。
書き込み時に、OSCALを書き換えてよいかというメッセージが出るが、OKとする。