DADOS 分光器セットが届く

発注していた DADOS分光器セットが届いた。基本セットなので、反射グレーティングは、200 line/mm となっている。スリットビューア、カメラ取り付けアダプタ、視野確認アイピースなどが付属する。残念ながらマニュアルはドイツ語版だった。ホームページには英語版がダウンロードできるので特に不都合はないが。
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日本の代理店での販売価格を確認したところ、ちょっと高いようだったので、メーカーのBaadar Planetarium に、内外価格差が大きいので直接販売してくれるか、と問い合わせた。答えは、「ノー」 日本の代理店から購入してくれ、であった。
 その後、日本の代理店からメールがあり、内外価格差という言葉が効いたのか、ユーロの換算レートを見直した、と値段を下げたオファーをもらったが、なんとなく、ここから買う気がしない。結局、日本に発送してくれるお店をさがして発注、結果的には、そのオファーよりも15%ほど低い金額で購入できた。

日本の代理店のことを悪く言うつもりは毛頭ない。提示された価格は、ここの輸入製品について、以前よりは内外価格差が小さくなったとも思う。私は自己責任で、それなりに納得する買い物をしたかった。

この分光器を使ってみて、スリットビュアーの使い勝手やスリット・グレーティング、カメラなどの動作状況を確認してきたい。MEINEKOさんからは、Alpy のガイディングモジュールと反射スリットを提供してもらっているので、DADOSでの観測が起動に乗れば、また違う形で分光器の製作にチャレンジしたい。
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ADOS分光器のセッティングはちょっと手間がかかりそう。それと、今週は夜の予定が多いのでファーストライトは先になりそう。