CNCコントロールステーション(?)が完成

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CNCコントロールステーション(?)が完成した。
ずいぶん前に超小型のフライス盤X1をCNCマシンにして、プリント基板などの
作成に使用しているのだが、手持ちのもう少し大きな、といっても小型フライスX2
や旋盤もCNC化しようと思って準備を進めてきた。

ヤフオクで少しずつ、ステッピングモーターとドライバを買い集め、大昔に作った
フルタワーのケースに制御PCとモータードライバをまとめ、かつ、2系統のマシンを
切り替えて制御できるように、ドライバからの出力を切り替えるアダプタも組み込んだ
ものが、表題のCNCコントロールステーションである。写真のように5インチの
ドライブが入るところに、モータードライバをXYZ分3台、内側にA軸用を実装して
ある。写真にはないのだが、表パネルにはモーターの動作状態を示すランプ表示がある。
モータードライバの出力は、リレーで切り替えられて、どちらかに接続されるようになって
いる。当然だがコンピュータに連動してモータードライバの電源が入るように、SSRで
制御している。

モータードライバを適当なケースに入れなければと思いながら、それなら、メインボード
をマイクロATXにして一体型にしよう。高価なドライバユニットを共用できるようにと
よくばった構想にしたため、完成までに時間がかかってしまった。

動き出すと便利なのだが、製作段階では、様々なテスト、不具合対応に単独で切り離して
確認するのが、結構めんどくさかった。モータードライバ用のケースは大量に安価に出回って
いるPC用のケースを流用するアイディアが一番有効だったかもしれない。