電子工作
前回のエントリで紹介した Massduino UNO Pro 、A/D コンバーターの動作を確認してみることに。 まずは Arduino IDE にボードを登録することから。これがけっこう難渋した。IDE のボードマネージャーでは確認できない。メーカーのホームページのダウンロード…
正確には明日 7月3日とのことだが今年も半分が終わった。近況をいろいろと。 コロナワクチン4回目の接種券がとどいた。静かな年金生活者はあまり外に出ることもないので感染のリスクも低いと思うが、今後のことを考えると接種したほうが良いことは間違いない…
今月、7月号のトランジスタ技術は nanoVNA の特集で、VNA の仕組みもさることながら、キャリブレーション、実際の測定、治具の製作について、たくさん書かれており良かったと思う。 LiteVNA は 6GHzまで測定できるとのことであるが、その測定精度を保証する…
ずいぶん前にヤフオクで入手した 100W 20dB の アッテネーター RFP-1398 、長いこと手つかずであったが、放熱器に実装して使えるようにした。使用した アッテネーター はこれ。 実装は、昔の CPU クーラーのアルミ放熱器を使う。もともとの高周波特性を生か…
nanoVNA、LiteVNA と使ってきて、今のところ HF 用のアンテナの測定がメイン。せいぜいがところ VHF 144 MHz までがターゲットになっている。けっこうラフに扱っているが、精密な測定には SMA コネクタの締め付けトルク管理が肝要とのこと。 これから GHz 台…
LiteVNA の PC アプリは、nanoVNA-Saver、NanoVNA-App とあるが、もうひとつ NanoVNA-Solver64 を使ってみた。 かなり高機能なソフトらしいのだが、日本では全くと言って使用例をみたことがない。このソフトは、作者のGitHub からダウンロードできコンパイル…
前回、バタフライバリコンを自作して MLA(マグネチックループアンテナ)を製作した。新たに MLA48 のメンバーが製作したバタフライバリコンを使って Patterson タイプの MLA を製作することになった。 バリコンアセンブリはこんな感じで、前回と大きく違う…
コア給電の本棚 MLA(マグネチックループアンテナ)が比較的うまく行ったので、このような Desktop タイプの MLA を製作実験中。 ループは本棚 MLA と同じく 10C の同軸ケーブルを使いループ長約 3m × 2 、直径約90cm 下側の箱にはバリコン、コアなど同調機…
製作実験中の本棚 MLA(マグネチックループアンテナ)は給電コアのタップ切替をリレーで出来るようにしたのと 7MHz の同調を容量の小さなバリコンを使ってやるような切替回路を作って一次完成形とした。 前回からの変更は 1.ループの変更 以前はループその…
久しぶりに基板を製作、JLCPCB に発注した。中国の旧正月春節も終わり工場も本格稼働しているようだ。製作したのはこの2組の基板。変な形になっているのは、けちくさく、それぞれ複数の回路を 10cm×10cm に納まるようにパネライズしたからである。 左が ESP…
いろいろと実験中の本棚 MLA 、容量の小さいバリコンと換装して高い周波数で使用できるか確認してみた。 LCR メーター DE5000 で測定したループのインダクタンスは9.6μH 、バリコンは 8~58pF なので計算では18MHzまでカバーするはずである。実際にはループの…
先日、本棚に設置した MLA(マグネチックループアンテナ)であるが、送信するとインタホンが鳴り出すので十分なテストができずにいる。コモンモードフィルターなどを使って対策をしてみたが、ほとんど効果はないような感じ。いろいろやっているうちに送信出…
以前に窓際室内MLA(マグネチックループアンテナ)を企画して、製作したが失敗に終わった。窓枠など金属が近くに多数あったこと、調整しにくい Patterson Match の給電であったことが原因だと思われる。うちには比較的大きな木製本棚があるので、これにに ML…
LiteVNA 届いたときバッテリ動作できなかった。画面のインジケーターは赤の「空」表示で電源をつないでも充電されている様子がない。 おそらく Li-Po 電池が放電してしまっで、再充電できないレベルまでになってしまったのだろうと推測。通常使用では PCで接…
前回の記事で LiteVNA のアプリがないということだったが USER-Guide によると、通信プロトコルは SAA2 と同じで NanoVNA-App が使用できるとある。このアプリは使ったことがなかったのだが今回使ってみて、いつも使っている nanoVNA-Saver よりも使いやすい…
Aliexpress に発注していた LiteVNA が元日の午後に届いた。自分へのお年玉となった。 LiteVNA は高橋さんの nanoVNA を量産して広めた Hugen のチームが製作したもの。nanoVNA 後継としては S-A-A-2 などがあるが、さらに測定周波数範囲を広げたものとなっ…
以前は小さなマイコン制御のものを製作するときには PIC を使っていたのだが、ここのところのワンボードマイコンでの開発では、ほとんど Arduino を使っている。使用しているバージョンは 1.8.8 である。Arduino は2.0 へのメジャーバージョンアップが進めら…
製作中の 赤道儀コントローラ OnStep + SP 赤道儀に金具を製作して赤緯体モーターを取り付け加工を行った。赤緯軸はこのようになっているので、ちょっと工夫が必要。 オリジナルのモーターブラケットは下の画像の右のもので、くぼみのところにモーターが入…
製作中の 赤道儀コントローラ OnStep 、ESP32、STM32F411 版ともこれまでモーターを単独に接続して動作を確認していたが、実際の架台を動かしてみることに。ターゲットはヤフオクで入手した VIXEN SP 赤道儀。大量に生産されたようで、40年くらい経った今…
製作・実験中の OnStep STM32F411 版 、ESP32 版 ともに WiFi でのアクセスは USB WiFi Dongle を使って PC から行っているが、使わなくなったスマホで接続してみた。PC からのアクセスでは、単に Web ブラウザで当該のアドレスにアクセスすればよい。スマホ…
OnStep STM32F411 版 、発注していたモータードライバー TMC2130 がようやっと届いたのでテストしてみた。画像の上の2個が TMC2130、下側の3個が TMC2208 である。もともと CNC マシンに使われることが多いのでそれらのボードのための JUMPER が付いてきた…
製作中の赤道儀コントローラー OnStep ESP32 ステッピングモーターが動くことを確認したので、ケースに入れて完成版とした。ESP32 版は PC との接続に USB ポートが使えるので WiFi は必須ではないが実装。 コネクタは防水タイプで PIN 配置などを前回作った…
バラックでいろいろと動作確認をしている赤道儀コントローラー OnStep ESP32 版は DRV8825 のようなマイクロステップの設定をパラレルポートで行うモータードライバ が使用でき、手持ちのパーツが使用できるので実装してモーターを回してみた。また、発注し…
製作・実験中の OnStep STM32F411 版は動作の最終確認がモータードライバ基板の到着待ちとなっている。もうひとつ、製作してもらった OnStep ESP32 版の基板を組み立てることにした。こちらは 多く使われている DRV8825 などのマイクロステップの値をパラレ…
製作・実験中の OnStep STM32F411 版 前回 Basic Hand Controller の接続がうまく行ったので本命の ESP32 SHC( Smart Hand Controller )を製作、接続してみた。基板のオリジナルは EasyEDA にアップロードされているもの だが、PullUp の抵抗を集合抵抗で…
製作している 赤道儀コントローラー OnStep STM32F411 版、ハンドコントローラーを接続する実験をしてみた。いうところの Basic Hand Controller である。このページに動作説明がある。SHC( Smart Hand Controller )基板も製作しているので、その前段階で …
前回のリポートで STM32F411 ボードから PC への USB 接続ができないことを書いた。ソースを見ながら Config.h や PINMAP ファイルをいじったり、src/HAL/ フォルダの当該ファイルを変更してみたりしたがうまくいかない。どうもこのポートからは USB アクセ…
8月に ALLPCB に発注した OnStep STM32F411 版の基板、到着して長らく放置していたが製作開始。 panarilab.hatenablog.com この基板はモータードライバが TMC2130 を使い、マイクロステップの値をシリアルで設定するものである。Alexpress に発注している TM…
製作している SMT表面実装パーツの Pick & Place(チップマウンタ)はカメラの画像をPC の WEB CAMERA ソフトで見るようにしているが、スマホないしは Android タブレットでも使えるようにしてみた。 使用したのは数年前に購入して最近は出番のない中華タブ…
毎月1オーダー分だけ無料で基板を作成してくれる ALLPCB Free PCB Prototype 7、8月に続いて9月に発注した分が届いた。9月3日に発注して、4日には出荷連絡があり、DHL からは14日配達予定とのことだったが、10日には届いていた。家を空けていたので受け…