天文

Datyson T7M カメラ スカイモニター撮影テスト

昨晩は、透明度はいまいちだったが、天気は良かったので、Datyson T7M アストロカメラを付属してきた広角レンズでスカイモニターとして使えるか実写テストを行った。 一晩だけのテストなので安直にビニールテープで、こんなふうに仮固定。この写真だとずいぶ…

Datyson T7M カメラ

中国の通販サイト Aliexpress を見ていたら、Datyson T7 という Astro Camera を見つけた。撮像素子は C-MOS MT9M034 、大きさは 1/3-inch、1280x960 となっており、ZWO ASI120MM/MCやQHY Q…

小さい赤道儀製作 OnStep 初期位置の変更

赤道儀コントローラー OnStepは、起動時には、望遠鏡が北極星に向いているとして、RA/DECを設定する。これが私には使いにくい。フォークマウントであれば、初期位置は北極星よりも南中・赤道のほうが自然であると思う。今製作している赤道儀は、…

小さい赤道儀製作 フィールドテストAstroEQ基板+OnStep

前回のフィールドテストから1ヵ月くらい、ほんとに星の見えない日々が続いていた。 昨晩は、快晴、AstroEQ基板+OnStep での実写フィールドテストを行った。 前回と同じく、極軸を適当に合わせて、南中・赤道付近を撮影してみる。前回と同じくカメラは、ZWO…

小さい赤道儀製作 AstroEQ基板をOnStepで動かす

製作・実験中の小さい赤道儀は、AstroEQ+EQMODでのフィールドテストを経て、うまく動くことが確認された。が、前にも述べたように、 ・星図ソフト連携して使用することを前提にしているようで、赤径赤緯を指定して GOTOできない ・任意の位置でのSYNCが…

小さい赤道儀製作 フィールドテスト

沖縄旅行から帰って、天気と体調のミスマッチで、なかなかフィールドテストができないでいた。昨晩は、21頃までは天気も体調も良く、ようやっと AstroEQ マウントの実写のフィールドテストができた。 搭載したカメラは、ZWO ASI174MM-…

小さい赤道儀製作 OnStep を試してみる

昨日も書いたように、赤道儀のフィールドテストは天気の回復待ちなのだが、ネットをさまよっていたら、OnStep という、Goto Mount システムを見つけた。Arduino MEGA2560 または、Teesy という高性能 ARMボードで動作…

小さい赤道儀製作 フィールドテストの準備はできたのだが

製作中の赤道儀、いささか格好は悪いが、一体型に組み上げて、CCDカメラも取り付けた。三脚は、LX-80のものをスライディングルーフ内に広げて、おおよその極軸を合わせ、仮止めながらも、実際の星空を撮影する準備ができたのが、2週間以上前のこと。 …

小さい赤道儀製作 星図ソフト CDC で動かす

しばらく家を離れていたが、戻ってきたので、赤道儀製作・実験を再開。 星図ソフト SkyChart/Cartes du Ciel (通称 CDC)とリンクして、赤道儀の動きを確認してみる。 CDCから、Telescope メニューでASCOM を選択…

小さい赤道儀製作 コントローラをケースに入れる

製作中の赤道儀は、サーベイ観測に使おうと思っているもので、観測室ではなく、外に置きっぱなしとなる予定。雨ざらしになるわけではないが、観測室よりは厳しい環境になるので、コントローラーボードを防水仕様のケースに入れた。 こんな感じで、タカチのケ…

小さい赤道儀製作 AstroEQで動かす

AstroEQのモータードライブ基板を組み上げて動かしてみた。PINヘッダーは必要最小限にして、表示LEDも省略してある。モータードライブモジュールは前回書いたように段違いで半田付け。オリジナルでは、モーターに接続するのにモジュラーコネク…

小さい赤道儀製作 AstroEQの準備

AstroEQはいろいろと情報が公開されている。Arduino MegaバージョンのドーターボードのCADデータもそのひとつ。中国のプリント基板メーカーのサイトにアップロードすれば基板を製作してくれるガーバーデータのセットもある。 一台だけ…

小さい赤道儀製作 プロトタイプができた

たのんでおいたスラストベアリングが届いたので、1軸赤道儀はさておいて、赤緯軸のウォームギアユニットを乗せて、本命の2軸版を完成させた。 片持ちフォーク風にしようかと思って赤緯軸をすこし高くしたのだが、ちょっとTOPヘビーな感じ。カメラを取り付…

小さい赤道儀製作 1軸赤道儀に仮組み

大きさを指定して頼める、モノタロウのアルミ切板に発注していたアルミ板が届いたので、穴あけ加工して、1軸赤道儀に仮組みしてみた。手持ちの三脚から自由運台を取り付ける。 設計時の勘違いや加工ミスなどがあり、予定のネジ止めができない箇所もあったり…

小さい赤道儀製作 モータードライバが届く

AMAZON発注していたSTEP モータードライバが届いた。今回は Aliexpress ではなく、日本のAMAZONのお店だが、発送は中国からで、発注して10日くらいで郵便受けに入れられていた。 この基板は、東芝のTB6600を使用したもので、1/16 マイクロ…

小さい赤道儀製作 ステッピングモーターを回してみる

購入したウォームギアユニットにモータースリーブやメインのウォームシャフトなどを取り付けて、実際使用できるように組み上げた。仕上げがさほど丁寧でないため精度がいまいちでキーがミゾにうまく入らないなどあった。通常の組立ではハンマーでたたいたり…

小さい赤道儀製作 ウォームギアユニット購入

小さくてシンプルな赤道儀が欲しくてを製作開始。目的はサーベイ観測用。 市販の赤道儀も検討したのだけれど、適当なものがない。天頂から±30度ほど動かせて、1分くらい追尾できれば良いと思うのだが、市販のものは、子午線越えのところがうまくない。 な…

宇宙天文光学EXPO

宇宙天文光学EXPO 2017 に行ってきた。開催期間中 4/19~21日 天文関係でもおもしろそうな講演が毎日あったのだが、気が付くのが遅く、ひとつも出席できなかった。展示会で見つけたものをいくつか。 Edmund Optics Japan な…

Astrometry.net ローカルサーバー はまり中

Astrometry.net ローカルサーバーは依然としてうまく動かない。ansvr のページをもう一度見直して、CCD Date Processor のアドレス指定を http://127.0.0.1:8080 から http://127.0.0.1:8080/api/ に変更してみた。 結果、相変わらず PLATE SOLVE はエラーと…

Astrometry.net をローカルサーバーで動かしてみる

meineko さんのところで紹介されていた、Astrometry.net をローカルサーバーで動かして、AstroImageJ からアクセスすることを試みた。結論からいうと、うまくいかなかった。 ansvr をダウンロードして、インストール。このソフトは、Windowsでの Linux 環境…

AstroImageJ のオートセンタリング機能

AstroImageJ でマルチ画像ファイルを連続測光処理する際に、ガイドミスなどによる、画像間の星の重心のずれを自動的に検出してトラッキングして測定してくれる。この機能は、AIP4WINにもあるが、検出できないときには、エラーとなって、そこで処理を…

AstroImageJ を使ってみる

muttent'z さんのところでも紹介されており、先日の「東日本連星ゼミ(仮称)」でも Meineko さんの実演もあった、連続測光ソフト Astro ImageJ を使ってみた。いつもは、AIP4WINを使っているので、それとの比較もすこし。使用したPCのOSは Windows 7 64bit…

不調のLX200-25 のRAベースを換装

不調のLX200-25、観測を優先させるため、故障修理は後回しにして、先日まで動かしていた、正常動作のLX200-20のRAベースと換装することにした。 このような、簡易の台座を用意して、 正常動作している、LX200-20の鏡筒・フォーク…

シュミカセの補正板をクリーニング

ふと思いついて、まともに動いている LX200-25 F10 の 補正板のクリーニングを行った。なんとなく、コントラストが悪くなったかな、思ったことと、同架しているファインダーの対物レンズがかなり汚れていたためだ。 フードをはずしてみると、かな…

LX200-25 はメカ系故障の模様

新規設置のLX200-25が不調の原因、とりあえずメカ/電気系の切り分けをすべくDECモーター信号を観測する延長ケーブルを作る。写真のように、ローゼットを経由して途中で信号線が引き出せるようにした。 PHDguidingの波形からは、RA/…

新規設置のLX200-25 動作NG

新たにヤフオクで購入した LX200-25 は、動作が思わしくない。数十秒の間隔で、角度にして、10秒ほど振動する。PHDguiding をDrift Align(極軸設定モード)にして、赤道儀の動きを観察してみると、このとおり。 PHD Lo…

LX200-25 2台化進行中

以前にも書いたが、LX200-25 クラシック F6.3 をヤフオクで入手した。私は、腰に不安があるので友人の手を借りて、赤道儀ウェッジに乗せ換えることができた。いろいろな、ソフト、TOOLを使って、極軸やバランス、光軸などを調整中。 この機…

遅ればせながら Quasar CTA102

110億光年かなたにある Quasar CTA102 がアマチュアの望遠鏡でもとらえられるくらいに増光したとのこと。眼視で確認できた人もいるようだが、私も手持ちの機材で撮影してみた。 機材は、 ・LX200-20 20cm シュミットカセグレン …

LX200-25 のタンタルコンデンサ交換

最近、ヤフオクに LX200 クラシックがよく出品される。LX200-25が多いのは、所有者が年をとって、扱いに困ったせいだろうか。先日、状態のよさそうなものを比較的安価に落札することができた。 赤道儀のマウントに乗せかえる前に、予防保全で、…

DADOS 分光器のカメラテスト

DADOS分光器が届いてから日が経つが、なかなかテストできないでいた。組み上げてアイピースを差し込んで光源にかざすとスペクトルがみえるところまでは確認。今日にいたってやっと、ネオンランプによる基準光源を用意して、カメラテストを行うことがで…