天文
いろいろと発注していた素材が届いて工作、ギアアセンブリがほぼ完成した。RA側はこんな感じで、なんとかケースに納めることができそう。ギアを2段に連結して減速比を稼いで 10:1 となるようにした。入手できる標準ギアで組み込むには、これが最大だろ…
Aliexpress に発注したモータがなかなか届かないので、長く製作を中断していた。あまりに遅いので、別のお店にもう1個頼んだら、先日、同時に届いたので製作再開。右側の小さなものが今回届いたもの。左側の大きめのものが使えれば、パワーの点で安心できる…
いまだにSTEPモーターは届かない。なので、Smart Hand Controller をいじっている。 そのまえに、訂正をひとつ。 前回のエントリで ディスプレイを Smart Hand Controller の画面と書いたが、KEY の割付が正しいか確認する画面でした。 このスケッチを動作さ…
LX80 のOnstep への換装はRAギアアセンブリ用に発注したNEMA11のモーターが届かないため、中断している。この合間に ESP-32 版 Smart Hand Controller の実験製作をしたので、その報告。 Onstep は基本的…
設計ミスでハウジングに収まりきらなかったRAギアアセンブリを作り直し中だが、結局のところ、もとのDCモータアセンブリの大きさにしなければならずいろいろと難航している。ギア比が1以下ではとてもパワーが足りないだろうし、減速ギア1段では届かないの…
このように作ったRAギアアセンブリ、取り付けのアルミ板部分がホイールギアにわずかにあたるので、加工してとりつけた。 写真のLX80ベース部分に組み込んでみると、うまく固定できず、かつ内部で当たるところがあり、RAのクランプ・リリースがうまく…
前回報告した、DECモーターが回らない件が解決した。原因は、結果的にモータードライバのRESET端子がLow になっていたためだった。これを High (RUN MODE) になるようにして、回転するようになった。 モータードライバのRESET端子はそれぞれ RA側 → PC13 …
届いたギアを組み込む前にドラーバー基板やRTCを接続してモータをこんなかんじで単独で回してみた。 動作確認には、例によってシンプルな LX200コントロールソフトを使う。 RA 方向は正常に動作することを確認できたが、DEC側のモーターが動かない…
製作した基板へのFirm 書込み、PCとの通信が確認できたので、CONFIGファイルの設定を行う。パッケージの中のソース Config.STM32.h を手直ししても良いのだが、Config ファイルを自動生成してくれるページがあり、これを使…
Onstep基板とPCとの接続には、USB-TTLシリアルアダプタを使う。LX80パネルからの取り出しは、4Pinのモジュラコネクタが必要。ダイレクトに配線することも検討したが、モジュラ用の線材は、ハンダ付けがしにくいので、コネクタ経由と…
ギアを発注したのだが、なかなか届かない。その合間に基板を組立。まずは、メイン基板。 LX80パネルとの配線、電源やST4端子、シリアル通信用はオリジナルのものから取り外して使う。MOTORドライバ基板が別付けなので、コネクタに引出した配線が…
LX80 からモーターユニットを取り外した。取り付けネジは5mmHEXでかなりきつく締められており、はずしにくい。100円ショップで、パイプを買ってきて、トルクがかかるようにして取り外すことができた。 写真の左が赤径、右が赤緯用となっており…
旅行から帰国。 出発前に発注していた基板、パーツが届いていた。Onstepのメインとモータードライバの基板、その他の基板も合わせて、10cm×10cmにパネライズしたので、こんな感じの仕上がりで5枚届いた。これで$10 なのだから国内のメーカー…
Aliexpressに頼んでおいた、RTC、UART、DC-DCなどのパーツが届いたので、これらをならべて、基板の配置など具体的な設計を進める。 パーツはこんな様子で左から時計回りに、RTC、STM32、TTL-USB UART、DC-DC…
Aliexpressに発注したものが、届く間にLX80のOnstep基板設計についてもう少し実装を調査、検討。LX80のパネルをとりはずしてみると、表側は この裏にコネクタ接続とMOTOR ドライバボードがある。 写真の上側がMOTOR ドラ…
新しい年になった。 特別に新年の抱負というのがあるわけではないが、今年は、やりかけのまま放って置いたものを完成させたり、不要なものを整理することを加速させようかと思う。 というわけで、観測後電源を切り忘れたため、過負荷になり壊してしまい、長…
遅ればせながら、製作した「小さい赤道儀」のST4をONにして、Autoguide を動かしてみた。 この赤道儀は、もともと短い焦点距離のカメラを乗せて、短い時間の露出で機動的に観測することを想定して作ったものであるので、長時間のガイドは不要と…
観測室のPCは、10年以上前に秋葉原の中古屋さんで買った IBM(現 Lenovo) ThinkCentre のWinXpマシン、シングルコアのCPUで1.5GByteほどのメモリを積んでいる。望遠鏡+CCDカメラが2式あるので、それぞれにPCを用意してある。 うちの赤道…
以前に、VirtualBox で INDI Ekos の動作NG ということだったが、PCの設定が十分でなかったようで、変更したら動作するようになった。 VirtualBox で 64Bit OS を動かすには、Virtualization Technology の機能を ON にしなければ、ならないとのこと。この…
以前に、Datyson T7M カメラでスカイモニターのテストを行った。それなりに良い結果が得られたが、カメラを占有してしまうことや、撮像にPCを使わなければならないことが、もったいない感があった。 撮像にPCを占有しないようにPCからアクセスする I…
ヤフオクの望遠鏡のところを見ていたら、VIXEN SUPER POLARIS の赤径体が出ているのに目が留まった。SUPER POLARIS は、大昔に誠報社のジャンク市かなにかで入手して、ステッピングモータードライバを自作して使ったことがある。自動導入などの実験をした後…
Fedora Astronomy のパッケージをインストールして、いろいろと評価しているのだが、いくつか使いにくいところがある。我慢できないものは 1)Kosoleの使い勝手。 2)Screen Saverの設定ができず、一定時間キー入力がないと画面がOFF…
Ubuntu で難航していた INDI/Ekos の導入、サポートされているもう一つのLinuxパッケージ Fedora で試してみることに。いろいろと検索していると、Fedora Astronomy とういうパッケージがあることがわかった。導入…
リュウさんのアドバイスにしたがって、Ubuntu 16.04 i386 パッケージをこちらからダウンロードしてインストールする。アプリケーションマネージャーによって、インストールした、Estars(Ekos Tool のクライアント)は問題なく動作する。そして、INDIの…
今運用しているシステムでの自動観測、そろそろ限界を感じる。食変光星の連続観測を目的として数年前に自作したもので、中味は、たんなるシーケンサーと替わらないが、フィルターごとに露出時間を設定でき、観測開始・終了時刻を設定できるようになっている…
製作・実験中の赤道儀は基本的には、機器は頻繁には取り外さず、がっちりと固定して使うことを想定している。が、赤緯軸が両軸になったことや、いろいろと実験中ということもあり、とっかえひっかえ簡単に搭載機器の交換ができるように、アリガタアダプタを…
先日の CD TAU に続いて、YY ERI を観測してみた。CD TAU よりも、極大極小とも、1等級ほど暗い変光星である。昨晩の極小予報は、24時10分ごろ。21時すぎから観測開始。 レンズは50mm、F1.8 、露出は8.5秒。 ダークもフラットも…
先日購入した ZWO ASI120MM互換のDatyson T7M カメラ は、撮像素子が MT9M034-D とういうC-MOSで、12bitのA/D コンバーターを内蔵している。製作した小さな赤道儀に搭載してあるので、食変光星の観測を試みてみた。 永井さ…
ほぼ完成した赤道儀、連続して安定に使用できるように自宅のスライディングルーフ観測室に設置した。なるべく高い位置にあるようにして、三脚は使わずに、足場などに使う単管パイプと関連の金具を使ってごらんのとおり。水平方向には回転できるので、極軸の…
製作したボードは、RTC(リアルタイムクロック)が付いていないので電源ONのたびに時刻合わせをしなければならない。OnStep では、RTC DS3234 のサポートがあるのでモジュールを購入して取り付けてみた。使用したモジュールは スイッチサイエ…